2026年8月3日 9:00 am

お盆が近づいてくると、「今年はいつ帰る?」なんて連絡が飛び交いますよね。

久しぶりに会う家族とご飯を食べたり、おしゃべりしたり。特別な時間になりますね。

 

そんなリラックスした雰囲気のなかで、「これからのこと」に触れてみませんか?

 

「終活」と聞くと構えてしまうかもしれませんが、大げさに考える必要はありません。

「そういえば、あれってどうなってる?」「どうしたいと思ってる?」くらいの、ふとした一言で十分です。

今回は、帰省中の会話にさらっと混ぜやすいテーマをまとめてみました。

 

①実家の不動産、名義は誰になっている?

意外と把握していないのが、実家の土地・建物の名義です。「当然お父さんでしょ」と思っていたら、実は亡くなった方の名義のままだった…というケースはよくあります。

名義が古いまま放置されていると、いざ相続が発生したときに手続きが複雑になりがちです。

2024年4月から相続登記が義務化されており、正当な理由なく放置すると過料の対象にもなり得ます。

 

 

②預貯金や保険、どこに何がある?

預貯金口座や保険の情報がわからず、困るご家族はとても多いです。

すべての残高を聞く必要はありません。大切なのは「どこの銀行に口座があるのか」「どんな保険に入っているのか」をざっくりでも把握しておくことです。

最近はネット銀行やネット証券を利用されている方も増えており、通帳やカードが手元にないケースもあります。

 

 

③遺言書について、どう考えてる?

「遺言書」という言葉を出すのはハードルが高いかもしれません。

ですが、ご本人の意思が残されていると、残された家族が「どうしたかったんだろう…」と悩わずに済みます。

 

 

④もしものとき、介護や医療の希望は?

判断能力が低下したあとでは、本人の希望を確認することが難しくなります。元気なうちに「在宅で過ごしたい」「施設に入っても構わない」といった大まかな方向性だけでも聞いておくと、いざというとき家族の負担がずいぶん軽くなります。

 

 

⑤お墓や葬儀の希望

「どんなお葬式がいい?」「お墓はどうする?」という話題も、お盆のお墓参りのあとなら切り出しやすいですね。

最近は家族葬を希望される方も増えていますし、散骨や樹木葬といった新しい選択肢も広がっています。正解はありませんが、ご本人の考えを事前に聞いておくことで、ご家族が迷わずに済みます。

 

 

☆話すときのコツ☆

終活の話題を切り出すとき、「あなたに何かあったとき困るから」ではなく、「ちゃんと希望を叶えてあげたいから」という姿勢はどうでしょうか。

一度にすべてを聞き出す必要はありません。今年のお盆でひとつ、お正月にまたひとつ。少しずつ、家族みんなが安心できる状態をつくっていきましょう。

 

お盆の帰省は、家族が自然に集まる貴重な機会です。

改まった場を設けなくても、食事の後やくつろいでる時間に、ぽつりと話し始めるだけで十分です。

 

 

当事務所では、相続・遺言・終活に関するご相談を随時受け付けています。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

みなさまにとって、よいお盆休みになりますように。

 

 

スタッフ 森下

 

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