先日、ママ友とお話をしている中で、
「子どもたちにお金の勉強をさせてあげたいよね。お金を稼ぐ大変さや楽しさを知って、生きる力をつけてほしいよね。学校ではなかなかできないことやってみよう!」という話から、子どもたちに企画してもらい、マルシェを開催しました。
マルシェのチラシも子どもたちが作り、どうやって集客するか。。クラスでチラシを配ってみよう!
どんなお店を出すか、材料費は?原価は?売価は?利益は?…
子どもたちに「この材料を買って~お金ちょうだい~」と言われますが、
母たちは「ちゃんと返せるのか信用できないと貸せません。ちゃんと計画を教えてください。最後にはちゃんと返してください。」と。
母たちも本気。簡単にはあげませんよ。貸しませんよ。
子どもたちも真剣に考え、
「こういうお店をするためにこの材料が必要です。これだけの商品を作ってこの価格で売ります。だからお金を貸してください。」と自分たちで計算して、お願いをしてくれました。
当日は他にもお友だちがゲーム屋さんやおもちゃ屋さんなど、たくさん出店してくれました。
お客様も想像以上に来てくださり、子どもたちも張り切って声を出し販売していました。
最近はポイントやスマホ決済が多いですが、実際にお金に触れ、お金を使ったやりとりでお金の大切さを知ってくれるといいな。
娘はお友だちと一緒にお店を出すようで、言わば共同経営。
意見が合わなかったりすることも度々。共同経営って心強いけど、難しいね。
マルシェが終わり売上を集計し、ちゃんと黒字達成!!素晴らしい!!
材料費は母たちに返していただき、残りは子どもたちの収入に。
自分たちが稼いだお金はどのように使うのでしょうか。楽しみですね。^^
今回の反省を活かし、次回はこうしよう!と早速話していました。
お金の大切さを知ってほしくてマルシェをやってみましたが、
チラシを作るためにアプリを使ってどうデザインしたらみんなの目に止まるか考えてみたり、
「お金を借りる」を経験してみたり、共同経営の難しさを知ったり、
ものづくりの楽しさを体感したり、授業の算数ではなく生きる中での計算をしてみたり、
商品の良さを伝えるプレゼン力だったり、売り上げたときの嬉しさだったり、
利益が出たときの達成感だったり、自分が稼いだお金を手にしたときの感動だったり。。
いろいろな体験ができたな、と思いました。
お客さんからも「次はいつやるの?」と声をかけて頂いたので、また企画してもらおうと思います。
スタッフ 森下