2026年4月23日 9:00 am

桜が満開の時期も過ぎ、やわらかな日差しの中に、心地よい風や新緑の香りを感じるようになりました。
気づけば4月もあっという間に終わろうとしています。

春は「始まりの季節」と言われますが、その始まりが少しづつ形になっていく時期です。
新しいスタートを切られた方は、環境にも少し慣れ、自分のペースを見つけ始める頃ではないでしょうか。

 

そして私はこの時期になると、学生時代に1人暮らしを始めた頃を思い出します。
親元を離れての生活
入学式が終わり親が帰った後
テレビの音しか聞こえない部屋
慣れない目覚まし時計で起きる生活
自分で作る一人分のごはん
子供連れの家族を見ると両親を思い出し寂しくなったこと

 

何もかもが新しいことの連続で、不安な日々を過ごしながら
これまで当たり前だった場所や人の存在の大きさに気づかされました。
新しい環境に慣れないながらも毎日懸命に生活していたことが、
今では静かに自分を支えてくれているように感じます。
そんな記憶に背中を押されながら、日々を少しづつ積み重ねていきました。

 

自分の子供もいつかはそういった経験をするんだろうなと思う一方で、
当時は感じなかった、親の気持ちを考えるようになりました。
子供が巣立ったあと
子供の声が聞こえない部屋
朝何度も子供を起こさなくてよい生活
夫婦2人分のごはん
子供を見送りながら心配する気持ちと、頑張ってほしい気持ちが入り混じりながらも
見守ってくれたこと。

 

そんな過去の記憶と今の想いを感じながら、
私は毎年4月という季節を過ごしています。
忙しさに流されず、子育て中の今この瞬間の思い出や景色を大切にしていきたいなと思います。

 

スタッフ 髙原