今年の夏に、私の祖父母に会いに行ってきました。
その様子は先日ブログにも記載しましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
父方の祖父に ふと「おじいちゃん!おじいちゃん名義になっている家や土地、おじいちゃんが亡くなったあと、どうしていきたいと思ってるの?」と聞きました。
それを聞いた、叔母は えっ!としていました。
叔母は、「そんな話をしたら、おじいちゃん悲しむよ。まだ生きているのに!」と。
私の両親は、鹿児島の離島出身で、祖父は今もそこに住んでおり、家や土地、お墓などあります。
父の兄弟(祖父の子)はほとんど島から出ている状況です。
祖父は90歳を超えました。(長生きしてくれててありがとう!)
父は60代後半。父たち兄弟(祖父の子)だけでなく、父がもし相続したら私たち兄妹(祖父の孫)にも、私たちの子ども(祖父のひ孫)にも影響する話。
父は豊田市に住んでいるので、もし、相続して家やお墓を継ぐとなれば、島で住むのか。
じゃぁ島に住んだ父が体調を崩したら、鹿児島の離島でどうするのか。お世話できないよ。。
私たち兄妹は、祖父の相続人ではないけれど、そんなことが頭をよぎります。
両親もそこの事情を考えてくれており、私から祖父にどう考えているのか話を聞いてくれ、となった訳です。
父の兄弟(祖父の子)は、若くして何人か他界しているので、祖父の相続人に孫たちがいます。
祖父も叔母もそこを把握していなかったので、まず、相続人の説明をしました。
今まで祖父が守ってきてくれた土地や家を、祖父が亡くなった後、どうしたいのか。
まずは祖父の想いを聞きたかったのです。亡くなった後は聞けませんからね。
そこから、実際に相続が始まったときに相続人である父の兄弟(祖父の子)や孫が祖父の想いを汲んで、どうするのかを考えればいい。
まずは、おじいちゃんの想いを聞きたい。
それは、生きてる今だから聞けること。
そう言うと、祖父も叔母もそうだね、と。
祖父も「墓は〇〇に守ってほしい。家はこうしたい。あの土地はどうしようか。」と想いを伝え始めてくれました。
そこからは、私が口出すことではないので、静かに聞いていました。
生きているのに死んだ後の話をするって悲しいこと?
たしかにちょっと嫌なことかもしれません。
でも、大事なものをこれからも守っていくために、引き継いでいくために、必要なことではないかと思います。
以前書いたブログも載せておきますので、ぜひお読みください。
【スタッフブログ】遺言書という名のご家族に宛てた最後のお手紙
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