
2023年9月4日 1:06 pm
会社を設立するには、資本金が必要になります。
資本金とは?
会社の設立に際してなされる出資の額とその後の新株発行によって資本金に組み入れられる額などによって構成されるものであり、
会社の信用を見るための重要な指標となります。
会社が事業を行うための資金であり、これがあまりにも少ない場合、
「この会社は一体どこから資金を得ているのか?」
融資などを受ける際、債権者側からすると、「弁済の拠り所がなく不安だ」ということになってしまう恐れがあります。
その為、株式会社などを設立する際は、ある程度の資本金を用意したうえで設立するのがオススメです!!
前回のブログにて“定款”についてご紹介させていただきましたが、
会社を設立する際には、「株式会社の設立に際して出資すべき額又はその下限額」を必ず定めなければいけません。
「定款とは? 」
以前までは、有限会社300万円、株式会社は1,000万円の最低資本金の制限がありました。
しかし2006年5月に施行された”会社法”によって最低資本金の制限が廃止されたため、
現在は資本金1円からでも会社を設立する事が可能です。
以前に比べ、簡単に株式会社が設立できるようになりましたが、上記に記載させて頂いたように資本金の額=一定の信用となってしまう場合もあります。
株式会社であるだけでは、信用性を得られないこともあるという点を念頭に置いて頂いた上で資本金の金額について検討していただければと思います。
もし会社設立をご検討している方がいらっしゃいましたら是非お気軽にご相談ください。
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スタッフ 丹羽